FXで安定して利益を出すためには、チャート分析のスキルが欠かせません。
中でも「MACD」と「RSI」は、世界中のトレーダーに支持されている代表的なオシレーター系指標です。
どちらも「買われすぎ・売られすぎ」や「トレンドの転換」を見極めるためのツールとして有名ですが、
実はこの2つを組み合わせて使うことで、ダマシを減らし、エントリー精度を劇的に上げることができます。
この記事では、MACDとRSIの基礎的な意味や組み合わせることで得られる相乗効果などを徹底的に解説していきます。
MACDとは?トレンドの勢いを測る万能指標
MACDの基本構造
MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、2本の移動平均線の差をベースにした指標です。
この2本のラインのクロスで売買サインを判断するのが一般的です。
- MACDラインがシグナルラインを上抜け → 買いサイン
- MACDラインがシグナルラインを下抜け → 売りサイン
トレンドの「強さ」や「転換点」を捉える
MACDは、トレンドの勢いや方向性を視覚的に把握できるのが強みです。
特に、MACDが0ライン(基準線)より上で推移しているときは上昇トレンド、
下で推移しているときは下降トレンドと判断されます。
また、「ダイバージェンス(逆行現象)」も注目ポイントです。
価格が高値更新しているのにMACDが下がっている場合は、トレンド転換のサインとなります。
RSIとは?市場の過熱感を見抜くツール
RSIの基本的な仕組み
RSI(Relative Strength Index)は、一定期間内の上昇幅と下落幅を比較して、
相場が「買われすぎ」か「売られすぎ」かを示す指標です。
一般的には、次のように判断します。
RSIの期間設定は「14期間」が基本ですが、短期トレーダーは「9」や「7」にすることもあります。
RSIの注意点
RSIはあくまで相場の勢いを示すものであり、トレンドが強い局面では70を超え続けることもあります。
そのため、「RSIが70を超えたから即売り」と判断するのは危険です。
これが“RSI単体での限界”とも言えます。
MACDとRSIを組み合わせる理由
MACDとRSIを同時に使うことで、それぞれの弱点を補い合いながら、
より精度の高いトレード判断が可能になります。
組み合わせのメリット
| 指標 | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| MACD | トレンドを捉えるのが得意 | 遅行性がある(反応が遅い) |
| RSI | 相場の過熱感を早く察知できる | ダマシが多い(トレンドが強いと機能しにくい) |
この2つを掛け合わせることで、
「トレンド方向をMACDで確認し、エントリータイミングをRSIで判断」
という形が理想的です。
MACD×RSIの実践的トレード手法
では、実際にどのように組み合わせて使えばよいのかを具体的に見ていきましょう。
ステップ①:MACDでトレンドを確認
まず、MACDラインとシグナルラインの位置関係を見ます。
- MACDがシグナルを上抜け → 上昇トレンドの初動
- MACDがシグナルを下抜け → 下降トレンドの初動
この段階では「トレンドの方向」を確認することが目的です。
ここではまだエントリーはしません。
ステップ②:RSIでタイミングを測る
トレンド方向が分かったら、次にRSIをチェックします。
- 上昇トレンド中にRSIが30〜40付近から反発 → 買いエントリー
- 下降トレンド中にRSIが60〜70付近から反落 → 売りエントリー
つまり、トレンド方向に沿いながらRSIの逆張りサインを狙うわけです。
この組み合わせにより、「トレンドフォロー × タイミング精度向上」が同時に実現します。
ステップ③:エグジット(決済)の判断
決済ポイントは以下の2つを基準にするのが効果的です。
- MACDラインが再びシグナルを逆方向にクロスしたとき
- RSIが50を割り込んだ(または超えた)とき
これにより、トレンドの勢いが弱まったサインを捉え、
「利確のタイミングを逃す」「損切りが遅れる」といった失敗を防げます。
2025年のFX市場トレンドとの相性
2025年のFX相場は、金利差やAIトレードの拡大、地政学リスクなどによりボラティリティの高い局面が増えると予想されています。
その中で、MACDとRSIの組み合わせは以下のような特徴と相性の良さを発揮します。
特にAI主導の市場では「フェイクブレイク(だまし上げ・だまし下げ)」が多発します。
MACDとRSIを併用することで、こうした短期的なノイズに惑わされずに中期トレンドを掴む戦略が有効になります。
その他の分析について知りたい方は以下の記事をご覧ください
ファンダメンタルズ分析はどうやって始めるの?経済指標と為替の関係を知ろう – ちょいトレFX
まとめ
MACDとRSIを組み合わせることで、トレンドの方向を客観的に判断(MACD)とエントリーのタイミングを冷静に測定(RSI)が確認可能になります。
2025年の相場は、AI・金利差・地政学リスクといった要因で波乱含みです。
そんな中で、人間の感情を排除し、システム的に判断できる分析手法こそが生き残りのカギとなります。
MACD×RSIの組み合わせは、トレードを「感覚」から「ロジック」へと進化させる最強のステップとなります。
ぜひ、あなたのFX手法に取り入れて、ブレないトレードを実現してみてください。

